食中毒は夏季には細菌類、冬季にはウイルス類が原因となり、年間を通して発生しています。
今回の研修では感染症対策の基本である「正しい手洗いと消毒」を重点的に行いました。
最初に手洗いチェッカーを使用して、手洗い後に汚れがきちんと落ちているかを確認してみました。
まずは、ブラックライトに反応して白くみえる特殊なクリームを手にすりこみ、これを汚れとみなします。
そして、いつも通り手洗いをしてもらいます。
ブラックライトで見てみると・・・
爪の生え際や指の股の部分などに汚れが残っている人がいました。
きれいに洗っているつもりでも汚れが残っていて、職員も驚いていました。
最後に近年の食中毒発生状況や原因物質、死亡原因などを説明して研修を終えました。
研修後には、実際に集団食中毒を経験したスタッフの話を聞いたり、こんな時にはどういう対応するかなど意見交換をしたり、
とても有意義な研修となりました。
今まで以上に職員一人一人が正しい手洗いを施行して、日々の業務に努めていきたいと思います。